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新選組
家でテレビを見る時間が長くなり、今日は三船敏郎の「新選組」を見ました。
以前にも見ていたのですが、年を取り、歴史を学び、人間がひねくれて来たのか、見方が少し変わりました。

気になったのが、新選組隊士が「勤皇浪人の動き・・・」とか「勤皇派を切る・・・」と言う台詞です。
あの時代、真面目な勤皇派は会津藩であり新選組であって、長州は「不逞浪士」ですよね。
法を犯し「天誅!」と言って殺人を犯す、明確な犯罪者・テロリストです。
Eテレや、民放の「日本史」番組でも「勤皇派v.s佐幕派」と表現しますので、映画の脚本家が「長州不逞浪士」を「勤皇派」と言うのも仕方がない事でしょうか?
最近、大好きな「鬼平」を見ていると「京都の鬼平が近藤さん!」と思えて来る様になりました。

もう一つ気になった台詞が、池田屋に新選組が切り込んだ時、浪士のリーダーが「敵は無勢だ」と叫ぶシーンです。
狭い池田屋で切り合いが始まった時、浪士に見える新選組は、目の前の数人だけで、その後ろや、宿の周りに何人居るかなんて、全く分からないでしょう。
テレビで「池田屋」を論ずる番組でも、歴史の専門家が「大勢の勤皇の志士が居る池田屋に、たった4人で切り込んで・・・」と、いかにも勇気がある様に語っているのですが、それは歴史を知っているから言えるのであって、実際には「中の状態は不明で、切り込んで、目の前の数人を切ったら、切っても切っても沢山出て来て、びっくりした」というのが、実情ではないかと思っています。
歴史番組に、脳科学者が出て来て、結果を知っていて、それに合わせて専門用語を当てはめ「もっともらしそうに」喋るのを見ていると、妙に腹の立つ今日この頃です。

素直に、映画を楽しめなくなった、ヒネクレ老人のたわ言でした。
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