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ポーランド戦・・最後の10分
ベスト16の試合が終わり、日本代表が大歓迎の中を成田に帰って来ました。
選手達の話を聞けると期待していたのですが、会見は田嶋会長、西野監督、長谷部キャプテン、3人だけのインタビューでちょっとガッカリ。

その後、あちこちの特番をはしごで見ています。
昨夜、長谷部選手がゲストで出ている番組を見ました。
長谷部選手が印象に残った場面として、ポーランド戦の最後の10分について語っていました。
まずインタビューで、西野監督が「チームとしては本意ではなかった」と語り、長谷部選手も「見ている方にとってはもどかしいサッカーを・・・」と語っていました。
試合後に、監督・コーチ・選手だけではなく、スタッフも加わってミーティングがあったのだそうです。
そこで西野監督が「皆に誇りを持たせるゲームが出来なくて申し訳なかった」と謝ったのだそうです。
それに対し、選手達の間から「選手が得点していれば問題なかったのだから、監督が誤る必要はない」という発言が続いたのだそうです。
マスコミの報道も、賛否両論があると言っています。

これって、少しおかしくはないでしょうか?
多くの大会で、リーグ戦を戦う中で、トーナメントに進む為やトーナメントで有利な組合わせを選ぶ為に、あえて引き分けたり負けたりする事は、スポーツの世界ではよくある事です。
あの試合でも「観客が大ブーイング」とマスコミが書いていますが、激しい試合を見たい多くのロシアの観客は当然ブーイングをするでしょうが、一勝が欲しいポーランドのサポーターや、ベスト16に進みたい日本のサポーターは、ブーイングはしないと思います。
あの決断は、日本が点をとりに行った時、日本が得点する確率より、ポーランドが2点目を取る確率が高いという判断と、セネガルがコロンビアから得点する確率より、コロンビアがリードを保つ確率の方が高いという合理的判断があったのだと思います。
丁半博打、運を天に任せる判断ではありませんでした。
日本が攻めをやめた時、ポーランドも2点目を取りに行くことはありませんでした。
ポーランドも、激しい、見せるサッカーより、一勝を確実に得る方を選択したのです。
勝負師の合理的判断です。

合理的判断で選んだ戦い方で、目的の結果を得られたにもかかわらず、西野監督が「本意ではなかった」と語り「選手に誇りを持たせるゲームが出来なくて申し訳ない」と詫びた事は、日本人のサッカー指導者の思考が硬直している様に思えます。
選手達も、合理的判断で負けを選んだと納得している訳ではなく、自分達が得点していれば「負けを選ぶ」という苦渋の判断を西野監督がしなくてよかったと考えている様です。

しかし、世界の強豪と戦っていく中で、毎試合正面から戦って勝ち抜いていくことは不可能です。
相手に応じて、千差万別の戦いをしなければならないでしょう。
「攻撃的サッカー」とか「パスをつないで」と言うと、それ以外のサッカーをやってはいけない様な硬直した考えがある様に思えます。

この状況で、ハリルホビッチが監督をしていたら、どの様に考え、判断し、決断・行動したのだろうかと思うのは、私だけかな?

前監督の解任理由が「選手とのコミュニケーションが取れていない」と言われていますが、前監督が世界基準で考え、行動した時、協会の偉い人達が理解出来ず、前監督は協会の偉い人達が理解出来ていない事が理解出来ず、その間のコミュニケ−ションが取れていない事が解任の理由かなと邪推しています。

さてこれからベスト4の戦いがはじまります。
ジンクスではフランス。
心情的にはベルギー
また寝れない夜が続きます。
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