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鬼平犯科帳
池波正太郎さんの小説が好きで、何度も熟読しています。
店を始めてからは、一日中テレビをつけているので、テレビ版の「鬼平犯科帳」に、はまってしまいました。
松本幸四郎さん、丹波哲郎さん、萬屋錦之介さんの主演で、何度も再放送してくれますので、飽きもせず毎回見ています。
なかでも中村吉右衛門さんの鬼平が大好きで、気に入った物語はビデオに録画して、お客様がいない時にグラスを洗いながら見ています。
鬼平と、密偵達や本格派の盗賊達との交流が私の琴線に響きます。
余りに、はまり過ぎて、また原作を読みたくなりました。
20年位前に全巻読んでいるのですが、私がテレビで感動している部分が、原文ではどの様に表現されているかを見たかったからです。
昔だったら、即古本屋へ行ったのですが、その時間も無く、インターネットで調べたらすぐ出て来ました。
これはやはり、便利な世の中になったと喜ばなければならないのでしょうね?!
中古本なので、評価の所に「黄ばんで汚い」とか「破れていた」とか「落書きがあった」とか、書いてありましたが、私は「読めればよい」と思う人間なので、全24巻をアマゾンに注文しました。
配送料、着払い手数料込みで4300円。
一日で到着した中古本を見たら・・エ〜〜〜ッ!!!
段ボール箱の中に丁寧に梱包された本は、ほとんど新品状態!!
全巻、折シワのないカバー付き。
前の持ち主は、ちゃんと読んだのかな?と思わせる程の美しさ。
私も、本は丁寧に扱う方ですが、しっかり読み込めば、それなりにシワはつきます。

さて中身。
私の好きな「凶賊」「血頭の丹平」を先に読み、続いて第1巻から読み始めました。
「いいなあ」と思いつつ、想定外で驚いた事。
今までの経験から、原作を読んでからテレビ版を見ると、がっかりする場合が多かったのですが、吉右衛門版の鬼平は、原作を超えていると思う所が、何か所かありました。
多分、作っているスタッフ達も、鬼平が大好きで、4人の役者で4回も作っていれば、物語に対する理解も深まり、スタッフ達自身にも諸々の思いが沸いて来て、原作を超える物語が出来たのではないでしょうか?

例えば「凶賊」
芋酒屋で、鬼平と夜鷹が語り合うシーンがあるのですが、鬼平が店を出た後、夜鷹と店主が鬼平について語り合う所があり、これがジ〜〜ンときて良い!
原作では、夜鷹が先に店を出るので、この語り合うシーンは有りませんでした。
物語の最後にも、芋酒屋の場面があり、夜鷹と店主が鬼平の噂話をするシーンがあります。
夜鷹役の若村麻由美さんが、鬼平を思う場面の美しさ、色っぽさ、哀れで愛おしく、私の琴線にピンピンと響く最高のシーンなのですが、ここも原作には無し。
もう、テレビのスタッフの演出に、大拍手です!!

と言う訳で、これから気合を入れて、第1巻から読み直します。
また新しい発見があるかもしれません。
楽しみです。
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